勉強の休み方

2023年09月16日 00:00

目次

この記事を書く目的

健康的な勉強をするために、自分なりの上手に休む方法を整理する。

休み方が分からなくなるときは、脳のリソースを消費して疲れていることが多い。その状態でも負荷なく読める簡潔な文章にする。

前提

勉強が必要な理由

人間として生きる以上、勉強という営為から完全には逃れられない。人は大なり小なり勉強をしながら生きている。(勉強というと意識的な意味合いが強いと感じれば、学習と言っても良い)

「意識的/無意識的」の差異はあるが、何かしらの勉強をしている。


お箸が「無意識に」使えるようになる
会社の文化を「無意識に」覚える
数学を「意識的に」勉強する
好きな人ができたので、おしゃれを「意識的に」勉強する

特に、仕事柄、勉強という行為を普通の人より多くすることになるので、そもそもの「勉強の仕方」を整理するのは重要である。

休むことが必要な理由

生きていて楽しいのが一番である。 休めていない状態はとてもしんどい。

また、勉強は継続的に行う必要がある。うまく休めないと継続的な勉強はできない。休めずに不快感を感じた状態では、勉強の効率は格段に落ちる。効率が落ちると、勉強が進まなくなり不快感を感じる。...という負のループに陥り大変である。

休む方法

なぜ休む方法を考えるか

「休むことは難しい」ためである。「休もう!」とただ思えば休めるものではない。 こちらの記事 などでも言及されており、休むことの難しさを考える上で参考になる。

また、休むことは考える重要性が高い。上手に休めていないと、勉強をしているとき以外での生活全体にも大きく影響が出る。(人に当たってしまう、何をやっても楽しくなくなるなど)これはさらに負のループを引き起こす原因にもなりうる。

実際、今年の初めに休めていない状態が蓄積して体調を崩し、ここ 9 ヶ月くらいかけてゆったりと改善してきた、という現状がある。一度体調を崩すと、回復するのに時間がかかる。

言語面の Tips

休めていない状態を認識する

自分からのアラートなので、休めていない状態を見逃さない・無視しないことが一番大切である。複合的に発生することも多い。


慢性的に息が上がる
身体がこる
食欲/性欲が減る/睡眠が浅くなる
朝起きたとき、憂鬱である
外に出るのが異様にめんどくさく感じる
家族や仲の良い友人にも会いたくなくなる
常に焦燥感を感じる
「リラックスしている」という感覚がなくなる

休めていない状態になると、まずこの「休めていない感」を認識できなくなる。休めていない状態が認識できなくなると負のループに陥ってしまうので、認識することはとても重要である。

他人の言葉・考えは一定の距離をおいて捉える

他人の言葉を絶対化しようとしない。これは、物理的な人の言葉でもそうだし、本の言葉も含む。
他人の言葉は、他人の言語世界の中で成立している。そして、この言語世界は人の数だけ存在する。その世界自体の比較は不可能なので、「ある言語世界が絶対的に正しい」ということは起こり得ない。

そうではなく、他人の言葉・考えは、自分の考えを深める(つまり、勉強する)上での 1 材料として捉える。自分の考えと比較しながら、良いと考えた部分は取り入れ、良くないと考えた部分は取り入れない、という使い方をする。このような、学習における真似の仕方は、こちらの記事で触れられており、参考になる。

勉強とは、このような絶対化の欲望に抗いながら、比較・と選択を続ける営みである、と言える。この点については、千葉雅也の勉強の哲学で詳しく議論されているので参照すると良い。

本の言葉を捉えるときは、論理の構造を捉えるようにする

論理の構造をそのまま把握する。自分の言語理解とは距離を取りながら、パズルを解くように文を読む。

そのように読むには、論理の量が増えるにつれて、頭だけで考えるのは難しくなる。そのような場合、メモを取りながら本を読むと良い。

「わからないところは分からない」で良い

分からないところがあると、なかなか切り替えられず、勉強以外の生活に影響が出ることがある。
そのようなとき、そもそも「完全な勉強」というのは存在せず、これは絶対化の欲望である、思い出すと効果がある。

自分の言葉で整理する

自分の言葉で一度書き直すと、理解が身体に馴染む場合が多い。(このブログは正にその実践である。)

逆に、本を読んだだけだと、論理に囚われて自分の考えが分からなくなってしまう場合がある。本を読むという行為を、メモを取る/ブログに自分の言葉で書き起こす、という行為とセットで捉えておくと良い。

これは、プログラミングを勉強する際、写経しつつ、自分で手を動かさないと身につかない、というのに似ている。プログラミングでいう「写経」に「メモを取る」が、「自分で考えて手を動かす」に、「ブログに自分の言葉で書き起こす」が対応している。

自分の言語世界から抜け出す手段を持つ

これはそのまま「勉強を休む」ことである。勉強を休むとは、「自分の勉強の言語世界から抜け出すこと」とも言える。 ここまで上げた点を一つずつ思い出すと抜け出せていることが多い。

行動面の Tips

作業の時間を増やしすぎない

休日にも仕事の延長としての作業をする、平日仕事後にしんどくても創作活動をしようとする、など。自分の可能な範囲を超えて作業をすると、休めなくなる。休めないことが蓄積すると、普段の活動すらできなくなる、ということを認識する必要がある。

散歩する

外界に直にふれると、自分の言語世界から抜け出せることが多い。

音楽を聞く

音楽は、「他者を感じる」手段として有効に働くことが多い。本などのテキストに比べて、声や音という媒体を通しているため、より生身の人間を感じやすく、自分の言語世界から抜け出す契機になることがある。

「散歩しながら音楽を聞く」は、個人的な鉄板気分転換である。

他人と話す

他人とコミュニケーションを取るのも、気分転換の一つになる。ただし、相手との心理的な距離感による。また、うまく休めておらず不調な場合は、より不調になる場合もあるので注意する。これは、他者と話すのに一定程度緊張するし、常に喋り続けたいわけでもない、という自分の性格が関係しているためだと思う。

コーヒーを入れる

香りが良いのと、昔から飲んでいるのもあり落ち着く。

お風呂に入る

お風呂は物理的にリラックスする手段として有効である。銭湯や温泉も好きなのでたまに行くと良いことが多い。

ストレッチをする

お風呂上がりにストレッチをすると、落ち着くことが多い。めんどくさくなってやめてしまうことが多い点は注意が必要である。


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Written by tokoroten